予告をみてどキツい映画かな、と劇場観劇を見送ってしまったのですが
とっても面白い…映画全体のビビットにザラついた色味と空気感がウ、ウワーーー！映画そのものだ！！！ってなりました。
映画が好きだからこそ刺さる
終始華やかにテンポよく描かれてますが
それだけじゃない映画の制作背景のグロさが四方八方にばら撒かれています。
この作品でのサイレント映画からトーキー映画へ変わるという描写が、コロナ禍によって新しく出現した仕事・消えていった仕事...そんなこんなを考えると映画史だけでなく今にも未来にも通じる世の中の不安定さがグサっときて何だか分かるなぁと思いました。
素直に面白かったぁ…😮そしてこの監督の映画って音・音楽のチョイスが良いんだよね。
3時間近くありますが映画作品だけでなく映画自体を好きな人にはあっという間だと思います。
年齢制限相応の下品な描写、ショッキングな出来事ありです。そこは注意。
