バビロンのMikittyのレビュー・感想・評価

無声映画の時代からトーキーの時代へ、売れっ子ベテラン俳優、田舎出身の無名な女優の卵、黒人のトランペット奏者、映画制作を夢見るメキシコ移民の青年、の4人をメインの人物として、それぞれを取り巻く環境の変化、本人たちの心情の浮き沈みを時代の変化を通して映し出した作品。

テンポが早く、お酒もドラッグも暴力もSexも何もかもありのむちゃくちゃな世界。それが戦前のハリウッドだったんだろうな。序盤の踊り狂う音楽が時代の繁栄を表していてすごく良く、頭から離れない。