けーな

バビロンのけーなのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
3.0
デミアン・チャゼル監督は、「セッション」と「ラ・ラ・ランド」が好きだったので、期待していたけど、なんだろ、これは。劇場に、観に行きたいと思いながら行けずにいたけど、行かなくて良かったわ。

とにかく、長い。長すぎる。タイトルが出るまでに30分かかったし。ここまで長くする必要ないんじゃないか。ラストは、良かったので、そこに至るまで、3分の2カットしてもいいんじゃないか。

ディエゴ・ガルバ演じる映画制作の道を目指すメキシコ人青年マニーと、ブラピ演じる無声映画時代の大物俳優ジャック・コンラッド、そして、マーゴット・ロビー演じる新人女優ネリー・ラロイ、この3人を同時に描いているので、長いのだ。主人公マニーのストーリーだけで展開させて、ジャックとマニーは、それに付随する形にして、もっとシンプルにすれば、もっと感動したのにと思う。

それに、レビューを読むと、多くの人が、汚物が出てくるのに耐えられなかったご様子。必ずしも綺麗な映像ばかりにする必要は、ないけど、あれらのシーンは、ほんとに必要なのか、疑問。ハリウッドを語る上で、乱痴気騒ぎを除外するわけにはいかないのだろけど。

トビー・マグワイアが、すごかった。あの顔、ヤバい。
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