まあバカ映画として見たので、面白かったと言えば面白かった。多分めっちゃおっぱい出てくるだろうなと思って見たら前半にすごい勢いでおっぱいが出てきて若干胸焼けした。
コンラッドのストーリーラインが1番好きだった。繁栄と衰退、そして崩壊。まさにバビロニアの栄華をこの目で見ているようだった。
だがひとえに、長い。トビー・マグワイアが出てきたシーン丸々要るか?なんか訳の分からんとこに金返しに行って訳の分からんもの見せられて訳の分からん見逃され方した。そもそもネリーが金貸しに脅されたと泣きついてくるシーンから急に失速した。あのシーンはネリーが金貸しに脅されるシーンがないと成立しない設定だと思った。
最後マニィが映画を見て泣くシーンはすごい良かったんだ。あれは綺麗だった。ギャングに出てけと言われた街にあろうことか家族連れて帰ってきたのは面の皮厚いなと思ったけど、それはそうとあのラストは綺麗だった。でも、アバターやジュラパの映像が流れたのはなんだったんだ…余計だったわ…まるでこの映画が映画史の全てかのような。そんな大層なものじゃなかったろというね。