三島島流し

バビロンの三島島流しのネタバレレビュー・内容・結末

バビロン(2021年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

ある意味でのクソ映画

まず上映時間3時間って長い、長い割にはそんなに内容も無い。
R指定と言うこともあり、クソ、ゲロ、エロ、グロ、が苦手な人はまず無理だと思う。
ララランドの監督のミュージカル映画だと思ってデートで観に行くとマジで痛い目にあう。
午前中に観てから午後何もする気無くなるくらいには後半特に暗い。

ただ、何より映像と音楽は素晴らしい。
豪華絢爛で、混沌とした世界観
長回しでのライブ感ある演出は、デイミアンチャゼル監督の凄さをあらためて感じた。
マーゴットロビーが何より耽美だし、主演のディエゴカルバの悲壮感ある演技が本当に良かった。
Netflixでの視聴だったが、映画館の良い音響で観るべき映画だった。
観る前に時代背景とモデルになった人をある程度知ってからの方が入ってきやすいから楽しめると思う。

ラストシーンは本当に余計だったと思う。
急にハリウッド映画へのメタ的で、ニッチな表現は本当に冷めた。
挑戦的な事しようってのは伝わるんだけど、さすがにマトリックスとかアバターの最新の映像が急に流れても、今までの世界観から遠ざかりすぎて置き去りになったって人も多いと思う。

2回目観ようとは思わない。
三島島流し

三島島流し