片腕マシンボーイ

グレーゾーンの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

グレーゾーン(2020年製作の映画)
3.0
次々と繰り返される驚きの展開に……次第にどうでもよくなること必至なアクションエンターテインメント超小作!やったー!

なすがままにヤクザの仲間入りしてしまったんやが、世継ぎ争いやら、ライバルヤクザとの抗争やら、挙句の果てに親分が撃ち殺されてもう大変なんやけど!って話

そもそも世継ぎ候補の子供達がポンコツならば、もはやいさむちゃんに跡継がせりゃ良いのに!おネエ言葉で巨大金棒をブン回すいさむちゃんの勇姿よ!やんややんや!(おさむちゃんやったかもしれん……誰か観て確認してくれよな!)

うん、まぢ観てんのが小っ恥ずかしくなるんも致し方ねぇクソダサ世界観には、マシンボーイが秘かに好きな(ポンコツ過ぎて公言しづらい)林一嘉監督作品を思い出させるのだが、アクションシーンに関しては一流の林作品と比べると本作はイマイチ乗りきれないし、ダサさのレベルも林作品には遠く及ばない中途半端さ、まぢクソダサレジェンド林一嘉作品の出来損ないみたいなクソダサ映画で、マシンボーイはもう少しガンバレ!って鼻ホジりましたよなぁ

しかしコレ系の監督ってばナルシシズムがスゲェからば、自らヒーローを演じるんがお約束なんか?本作の全く魅力の無い主人公も監督が自ら熱演!マシンボーイは今すぐいさむちゃんと主人公チェンジしろってばよ!つってやいのやいの言いながら観ていたよねぇ
長女役の子もショートパンツでアクション頑張っていてマシンボーイはウキウキしたけどもキャラクターとしては魅力薄いし、次女の子は見ためが「賭ケグルイ」の葵ちゃんの劣化版で惜しい!ってなったんよぉ、日傘仕込み銃はカッケー!
やっぱりそうだったんか!が得意な後だし長男も病弱な体質以上にガッカリなキャラクターやしね
敵のボスもヤクザってよりもAV男優にしか見えんかったねぇ、しみじみ
うん、いさむちゃんだけが本作の救い!いさむちゃん最高!

あ、この監督の人ってばあの有名な団体のトップの息子やった人かぁ、本作からはもちろん宗教臭さは皆無やったけども、家族間の確執なんかは実体験が元になっていたりするんかなぁ?別に興味無いけどぉ