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ブラックバード 家族が家族であるうちにのharuのレビュー・感想・評価

3.4
2021/6/13 観賞。
TOHO西宮にて観賞。

難病を患うリリーは夫のポールと娘のジェニファー、アンナの家族とリリーの親友のリズと集まる。
それはリリーの希望であり自ら安楽死を選び最期の晩餐を行う為だった。しかし些細な事で、それぞれの秘密が露になっていく・・・。


ケイト・ウィンスレット目当ての観賞。
しかし、眼鏡姿で地味な出で立ちで正直「ケイト・ウィンスレット❓」って感じで判らなかった😅。

物語は「安楽死」をテーマで、ほぼポール、リリー邸宅のみで展開していく。

以前にも「安楽死」に触れた作品があったが「正しいか間違っているか」判断が非常に困難である。

リリーは自分の中で整理を付けて気丈に振る舞う。
しかし当然、周りの家族はリリーの考えを尊重したり反対したり・・・。

「安楽死」が犯罪か無罪かは別としても「本人が望む死」を周りが「延命」の判断をしてしまう「考えの違い」が改めて残酷にも見えてしまう。

自分の家族なら・・・。

「安楽死」これからも議論が交わされる事となるであろう。
ある意味、家族で観るのも良いのでは❓と感じる作品でした。
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