kyoko

Uボート:235 潜水艦強奪作戦のkyokoのレビュー・感想・評価

3.7
B級の予感はするけれど、ベルギーが作った潜水艦ものなんて観たことないから観る。
これがなかなかに面白かった。

1941年、ナチスドイツに先んじて大量破壊兵器を完成させるべく、連合国からウランの輸送依頼を受けたベルギーのレジスタンスたち。
ウランが積み込まれたのはドイツから奪ったUボート、当然彼らは操縦などできない。
素人たちにノウハウを叩きこむべく一緒に乗せられたのは捕虜となったドイツ人だった。


冒頭のレジスタンスたちによる攻撃からして「おおっ」って感じにアクロバティックで、そこから予定外の連続に常にドタバタしているような。どうにも息を抜く暇なし。
ドキドキハラハラ、たまに「うそーん」

艦内マップが欲しかった。

まあ最初からこのウランの行き着く先はわかっているので、ラストは後味が悪いというよりも、ベルギー人は一体この場面をどう解釈するのかなと思った。
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