リコ

デルフィーヌとキャロルのリコのレビュー・感想・評価

デルフィーヌとキャロル(2019年製作の映画)
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"サラ・ベルナールの再来"と謳われ、フランスの映画・舞台を代表する女優だったデルフィーヌ・セイリグの、フェミニストとしての一面を、同志キャロル・ロッソプロスの回想を交えて綴るドキュメンタリー。

圧倒的な男性優位の社会に異を唱えるデルフィーヌやキャロル達の発言に、逐一うんうんと頷きながら、随所に挿まれるビデオ作品を見たくてたまらなくなった。
デルフィーヌと、彼女と協働した3人の女性監督-マルグリット・デュラス、シャンタル・アケルマン、Liliane De Kermadec-が座談会をする場面があるが、デュラスとアケルマンの並んだ画が凄すぎて、歴史のバグか?とワクワクした。
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