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デルフィーヌとキャロルのSNのレビュー・感想・評価

デルフィーヌとキャロル(2019年製作の映画)
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恐れをなして言うと真の男女の平等は無いと思っている。
それは人種の平等、労働階級の平等においても無いからで、自分とそれ以外の関係である以上、平等は成り立たない。
男と女はどうしようもなく違うものだ。
しかし真の平等は無くても限りなく平等に近い状況を目指す事は可能である。
あまりにも男性社会が長かった為、男性はフェミニストを脅威的に感じてしまう。
正直僕もそうだ。
試しに一度女性に社会を明け渡し、お互いの利害関係を理解して限りなく平等という均衡状態を目指してみるべきだと思う。
机上の空論かもしれないが。

フランスに輸入されたビデオカメラ、一台目はゴダールによって二台目は女性によって映画が再度発明されたエピソードはすごく面白かった。
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