むらむら

隔離のむらむらのレビュー・感想・評価

隔離(2009年製作の映画)
5.0
だからアマプラは、糞フォントをタイトルに使うの止めろや。

加えて、この表1、大学生が課題で作ったみたいなデザインは置いとくとして、キャッチコピーも賞の名前も小さくて読めんのは問題だろ。

俺的には、ローソンのPBデザインのデザイナーと一緒に隔離して、ユニバーサルデザインとは何ぞや、というのを叩き込みたい。

ま、そんな思いは隔離して、「隔離」について感想を書かせてください。

家から出るとパニック障害を発症する主人公は、二日前に失踪した旦那を追うために奮闘する。だが警察は「あなたの主人は六ヶ月前から出社していない」と通告。果たして、真実は……?

「アイデンティティー」とか「アンノウン」みたいな設定が好きな人は十分、楽しめる。こないだ観た「残酷で異常」ほど凝った展開は無いにしても、最後、ハッピーエンドで終わるし。どことなく「航路」って小説を思い出した(←俺は大好きな小説なので、もしこの作品が気に入ったら、読んでほしいです)。

マーベル作品などで視覚効果をやってる人が監督。そのわりに、唯一出てくる「オーロラ」の視覚効果が安っぽすぎて、布団から転げ落ちそうになった。「ここぞ!」って場所で出てくるんだけど、あまりのチープさに絶句。「無理にスキル使わなくても……」と止める人はいなかったのだろうか。

そして、他のレビューでも軒並み書かれているが、字幕がポケトークに負けるレベルで最悪。以下、幾つか気になった言葉を書いておく。

「サラ・ヴォミッツ」(vomit=嘔吐 サラが嘔吐中の意))
「ノッキングは続く」(ノックする音を表現してる。ボブ・ディランかよ)
「外に吠える犬」(このシーンで犬は外にいたので、外にいる犬が吠えてるって逆の意味)
「水を注ぐガラス」(グラスに水を注ぐ、って言いたかったのかな? ガラスはそんなことしないよね)
「家の足跡」(そんなのなかった)
「外の鳥類」(こんな描写いる?)
「大クラッシュ」(そんなに大きくなかった)
「赤ちゃん泣き」(男泣き、みたいな意味? 赤ちゃんがむせび泣いてる、って言いたかったのかな。字幕にしては、渋すぎるよね)
「ベビークーリング」(意味わからなかった。子供のクーリングオフ制度? 誰か分かったら教えてほしい)

というわけで、字幕はあんまり気にせず、観てほしいです。
むらむら

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