Mariko

デヴィッド・ボウイ 最初の5年間のMarikoのレビュー・感想・評価

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ムーンエイジ・デイドリームのおさらいとして。

彼が宇宙人のように孤立した感覚を持つに至った生い立ちやデビュー前後のいろいろが見られる「いわゆる」ドキュメンタリー。アート作品のようだったムーンエイジ・デイドリームとセットで観るのに最適だった。

さほどデヴィッド・ボウイに詳しくない私は、Space Oddityのメロトロンがリック・ウェイクマンだと今日まで知らず💦、思わず「マジか!!」と叫んだ始末。8秒で音が切れちゃう件を”That’s why I hate this!”と言いながらも「でもその後使い方がわかったからYESでも使ったよ」って言ってるのを聞いて再び「おおお!」と叫んだ笑。、も含めSpace Oddityのメイキングは頷きまくり!

Starmanを「最初の5年」に入れるのはどうなのよと思ったけど、制作したBBCは5年間とか一言もいってないからしょうがないね笑。

それにしてもなんだろう、イギリス60’sのちょっとアウトローな雰囲気というか、顔は似てないのにブライアン・ジョーンズっぽく見えることがあるし、時折(60年代の)ミックの佇まいにも重なるところがある。ここからそれぞれの個性がどんどん花開いていく感じ。おもしろいなあ。

『最後の5年間』も観るよ。
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