qp

ブロークン・フラワーズのqpのレビュー・感想・評価

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)
2.5
 裕福で女性とも遊んできた中年のドンジョンストンは19歳になった息子が来るという手紙をその母と名乗るものから手紙をもらいました。隣に住むウィンストンにも説得されて、差出人を知るために昔の女を訪ね回ることとなります。

 視聴者はドンといっしょに謎を解明していきます。ドンはしばらく会っていない5人の女性のところを飛行機で飛んで回り、淡々と静かにでも単刀直入に質問をします。それぞれの女性はそれぞれの反応をしますが、それもそうだろうなとそれぞれに対して思います。過去に何があったかは視聴者にはわかりませんが、どれもが納得のいく形です。

 作品自体は分かりにくく、何が言いたいんだろうって感じでした。久しぶりに会う女性の反応はこのような形がある、第3者として関わる人にはこんな人がいると示された気分でした。また、自由に生きるとこうなる、そうした人が求めたものという感じでもありました。時々入るフラッシュバックは男の性ですよね。

 だんだんと久しぶりに会いたいなと思う気持ちから、変に会いに行くとこうなりそうで不安だなと見ていてなりました。でも、最終的には行動しないと後悔するんだろうなという気持ちです。
qp

qp