一人旅

ブロークン・フラワーズの一人旅のネタバレレビュー・内容・結末

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

第58回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ。ジム・ジャームッシュ監督作。
息子の存在を知った中年男(ビル・マーレイ)がその母親を探しに行くロードムービー。
過去に付き合った女性たちを次々訪問していく。動物精神医やシングルマザー、結婚したもののどこか寂しげな主婦・・・。誰が息子の母親なのか分からない中、手がかりを探していく。
終盤、主人公が交差点の中心に立つ場面。目の前にある複数の道。選ぶことはできても戻ることはできない。これは過去を振り返ることの無意味さを象徴しているのだろうか。
通り過ぎる車に乗った青年は誰なのか。過去の自分が走り去っていくことを暗示するシーンなのか。答えは分からない。
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