先ずは一歩!
健一(山田孝之)30歳、突然妻が亡くなって2歳半の美紀ちゃんと二人きりになっちゃったから…さあ大変!
私めと似た境遇のシングルファザーと娘による子育て、そして親育て奮闘記。
「感情移入にドップリ浸かって、二人でオイオイ泣こうじゃないか」
休みの日、娘の仕事が終わるのを待って父娘2人で映画館デート🎬
ステップファミリー:継親、血縁のない親子関係。
題名の意味は映画を観ると納得できる。
体温計では測れない子供の寂しさ。
子供は寂しいと直ぐに熱を出す。
そして、どんなに頑張っても母親の居ない心の隙間を父親ひとりで埋める事はできない。
妻を亡くした悲しさなんて、母親を亡くした悲しさに比べたら小さい小さい。
我が娘も当時は理由の分からない発熱や入院を繰り返したもんだ。
ギブアップしたくないんだ…男手ひとつの子育てに!
男の意地は必要だけど、1人で頑張ろうとしたら負担は子供にかかってしまう。
子供のためなら意地なんて優先順位の下の方。
「一人親」と世間は言うが、娘だって分かってる。
自分は父親一人に育てられたんじゃないことを。
私めも仕事で抜けられず幼稚園の迎えが遅れる事は しばしばあった。
主人公の健一は「もうダメかもしれない」と慌てふためいていたが、我が娘は「私もよく一人で待たされたけど、お父ちゃんが笑いながら来たから当たり前だと思ってた」と苦笑い😅w
映画は娘の美紀ちゃんが小学校を卒業して安心したように終わったが、美紀ちゃんは本格的な反抗期を迎え、健一自身も社会的責任が重くなる。
…この父娘が本当に大変なのはこれから😅
観終わって、娘と恒例の映画談義。
娘👧:「なんか普通すぎ」
「私たち父娘の方が面白い映画ができたかもね」
父😎:「フフフ…確かに」笑
職場も周りも協力的、何より美紀ちゃんが良い子。
ハプニングは多少あったが、大した事件は起きない。
ハードル上げすぎてポロリしてしまった この映画より、食べにくそうに頬張っているマックの新商品🍔の方が気になっている我が娘は気付いていない。
ピンチはたくさんあったんだ!