ジェーン・オースティンのおとぎ話のような映画。
とにかくドレスがお洒落で可愛い。古典的でもありモダンでもあり、印象的な色使いと斬新なデザイン。
ずっと見ていたいと思っている間に、また次のドレス、そしてまた次のドレス。
どれだけ衣装替えをしたんだろう?!
それを着こなすエマちゃんの、可愛らしさと鼻っ柱の強さが引き立つ。
御屋敷の壁の色合いやインテリア、景色までもが可愛らしくて、見ていて飽きない。パステルカラーのメルヘンの世界のよう。
雰囲気はとても良かったのだけど、原作を読んでないので、人物とストーリーを追うのに必死だった。
ナイトリーは何故エマのお屋敷にいるの?何者なの?とか疑問符がいっぱいだった。
エマちゃんの成長物語として見るのは良いけど、恋愛ものとしてはちょい淡白かな。
だけどとっても楽しめた映画でした。
ジョシュ・オコナーのコミカルな姿とひょうひょうとしたビル・ナイも見られます。