え！？これ、絶対に予告編を観てはダメな映画ですよね？だって、予告編の中で本作の肝となるトリックを思いっきりネタバレしているのだもの。
「ゲット・アウト」のプロデューサーが放つ新たなスリラーということで期待して視聴。「ゲット・アウト」同様の黒人差別を主軸に置きながら、黒人奴隷制度真っ只中の南北戦争時代と現代が交錯する映像。これは夢？現実？それともタイムリープ？
色々な疑問を持ち続けて辿り着いた後半の展開とオチは、衝撃的という方も多いが、私には予告編で語られていたことそのままで、これ以上の意外性はないのかという疑問と、そのトリックがあまりにも非現実的過ぎて、自分の理解は合っているのかとかえって混乱。結局、理解は合っており、それ以上のものはなく、結果として肩透かしを食らった感覚が強く残った。予告編に本作の魅力を奪われ、評判ほどは楽しむことができなかったのが残念。
