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アンテベラムのsanyaaanのレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
3.6
【南北戦争時代から現代へ、そして現代からまた南北戦争時代へ】537

《感想》
”アンテベラム”とは
ラテン語で戦前を意味し(ante-、「〜前の」+bellum、「戦争」)、特にアメリカ合衆国の歴史における「南北戦争前(の時代)」を指す。
(以上「Wikipedia」より)

なるほどですねーー。
南北戦争時代の話と思わせといて現代へ。
タイムスリップ物かと思わせるが
実はそうではない。

スリラー物とは唄っていますが、
驚かされる内容ではなく、
南北戦争時代は恐ろしいと思わせる映画。

ネタバレになるので
細かい事は書けませんが、その様な思想はありそうだ。

「白人による、古き良き時代」とでも言っておきましょうか。

《物語》
2020年アメリカ映画。
社会学者で人気作家でもあるヴェロニカ。招かれたニューオリンズで見事なスピーチを披露して喝采を浴び、友人たちとディナーを楽しんだ直後、順風満帆だった彼女の日常は突如崩れてしまう…。一方、とある広大なプランテーションの綿花畑で奴隷として重労働を強いられているエデン。ある悲劇に見舞われた彼女は、それを機に奴隷仲間と脱走を企てる。今まさにアメリカを揺るがしている人種や政治の分断というテーマを、スリラーという形で完成させた。
(以上「映画ウォッチ」より)

監督
ジェラルド・ブッシュ
クリストファー・レンツ
出演
ジャネール・モネイ(ヴェロニカ/エデン)
エリック・ラング(彼/マザーズ上院議員)
ジェナ・マローン(エリザベス)
ジャック・ヒューストン(ジャスパー司令官)
カーシー・クレモンズ(ジュリア)
ガボレイ・シディベ(ドーン)

《こんな話》
・人種差別
・南北戦争直後
・過去と現在

《関連する映画》
・ゲットアウト(黒人奴隷制度)
・アス(製作者ショーン・マッキトリック)
・それでも夜は明ける(人種差別)
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