TooruHirono

アンテベラムのTooruHironoのレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
3.8
アンテベラム/2021年/アメリカ

現実にはありえないが、アメリカだったら起こってもおかしくないよねって思わせるストーリーなんだけど。。

予告やあらすじをまったく見ていなかったらよりおもしろかったので、予備知識なしでの方がおススメっていっておきながらこれから書くから、今すぐアンテベラム、見て!

ストーリーは、、、
ベストセラー作家のヴェロニカは優しい夫とかわいい娘とともに幸せな生活を送る毎日。しかしある日、講演会を終えた彼女は、何者かに襲われてしまう。

一方、1800年代のアメリカ南部を思わせるようなシチュエーション。人種差別が激しく、黒人奴隷制度が色濃く残るプランテーションの中で働くエデンは、仲間の友人たちが無残に殺害される姿を見て、この地からの脱走計画を企てる(*´-`)。

ヴェロニカとエデン、瓜二つのこの2人の女性W(`0`)W

プロローグは衝撃的なシーンからスタートし、さらに時間軸がはっきり理解できず、どの時代の話なのかも、どういう展開になるのかもわからないまま進んでいくので、結構考えながら見れる(難しい、、)。

中盤当たりから後半にかけて、「なるほど」から「えーっ」、てなる流れは、シャマラン系な映画に類似して、さらに【ゲット・アウト】や【us】の不気味さも持ちながら、最後の馬に乗りながらのシーンは【ブレイブハート】のメル・ギブソンを思い浮かべていた♪( ´▽`)

これもひとつのカルトの考え方、白人至上主義の考え方が根強く、ネオナチやKKK、ジョンバーチ協会なんかは今も残っているものね。人種差別は多かれ少なかれ現代にも続いているんでしょうね、こういう映画で虐める白人役をやる人もどう思うのか、なんで物語とは関係ない。

「アンテベラム」=南北戦争直前の時代

とにかく、伏線回収とドンデン返しが好きな方、必見‼️
TooruHirono

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