ハオ

アンテベラムのハオのレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
3.3
最低最悪人種差別のトゥルーマン・ショーって感じ
言いたいことわかるし問題提起したいこともわかるしまさかの仕掛けにおぉ!となったんだけどそれで終わり…?と感じた
そもそも現代なら街のあちこちに仕掛けられた監視カメラから主人公を攫った車をすぐに特定出来るだろって思うしこれだけ多くの黒人が攫われて大きなニュースになってないのもそれが差別を訴える主人公の耳に入ってないのもおかしくない…?と思ってしまって…

あと主人公危機感無さすぎじゃない…?
差出人不明の花がフロントからの連絡もなしに来たら普通フロントに問い合わせるし(そもそも聞いてるのに無言でにやにやしながら立ち去る男とか怪しすぎるから普通フロントなり知り合いに連絡する)部屋の清掃を頼む札を下げてたのに散らかったままだったら私札下げたよね?って確認すると思うし極めつけはタクシーに乗ったら本当のタクシー運転手から待ってるんだけど?!って連絡きてるのに「あぁ、きっと手違いだったのね。もう乗ってるから大丈夫よ」っておーい!普通「え、じゃあこの車なに…?」ってなるだろがい!
差別云々っていうより女性としての危機感無さすぎだろ!
これが甘やかされてるようなティーンの設定だったらわかるけど良い大学出て人種差別や男女差別を訴えてるちゃんとした活動家(議員?)って設定なのに…?ってなる
キャラ設定甘すぎだし主人公のキャラを馬鹿にしてない…?って感じてしまった😩

試みはなるほどとはなるんだけど全体的に仕掛けを活かしきれてない部分や穴があっていまいち納得できなかった
出来ればその後どうなったかがもっと詳しく知りたかったな
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