離陸18時の作品情報・感想・評価

離陸18時1969年製作の映画)

Despegue a las 18:00

製作国:

上映時間:41分

3.8

『離陸18時』に投稿された感想・評価

mingo

mingoの感想・評価

4.1

低開発に喘ぐキューバ東部地域での集中的な開発計画が報じられるのだがそのニュースをこんな小気味よく編集し大胆不敵にモンタージュするもんだよ天晴れ。革命の進歩をゼロに戻しかねないしクリスマルケルが本作を…

>>続きを読む
モンタージュではなく、ブリコラージュという言葉がしっくりくるドキュメンタリー映画
これまた音と映像の強烈なコラージュで、ラスト、18からカウントダウンしていく編集がむっちゃかっこいい。厨2心をくすぐられてしまった…!
ジガヴェルトフ集団時代のゴダールを思わせる点もある、結構逝った表現の映画。(特に音が狂気的)

でもこういうトリップ映画は40分でも中々に疲れる。
(『79歳の春』の所で触れた。ゴダールに先行!しかもより小気味よく。)
「政治パンフレット」というか、ニュース映画をパンク編集した感じ。キューバ東部の開発計画に対する問題提起など。終わり方が凄い。

あなたにおすすめの記事