三四郎

その夜の冒険の三四郎のレビュー・感想・評価

その夜の冒険(1948年製作の映画)
3.0
新妻役の女優さんよりも奈良光枝の方が美しい。酔っ払いの自暴自棄の女優さんもまた魅力的で非常に美しい。
そして何と言ってもすらっと背が高く、顔がものすごく小さく見える池部良がハンサムすぎて驚いた。えらく若く見えるがこの時既に30歳なんだようなぁ。戦地へ行き何年も戦い、戦地で時にはミミズまで…食べられるものはなんでも食べた…そんな苦労を感じさせない爽やかさだ。

ミステリーものをあまり見ないから、ミステリー好きから言わせるとどうなのかわからないが、十分楽しませてもらった。新婚旅行の船の中、部屋で新妻とキスしようとするとノックされる…この繰り返しだが、とくにこの演出に飽きることはない。
新郎は新聞記者で新婦は医者。結婚式には、新郎が仕事で遅刻し、結婚式の途中では、病院から新婦が呼び戻され、これが男女平等ってことかしら。
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