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暗闇でドッキリのandesのレビュー・感想・評価

暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)
3.1
ピンクパンサーシリーズのスピンオフか2作目。相変わらずユルユルのコメディ和で、クルーゾー警部だけになってしまったので単調になってしまった。個人的にピーター・セラーズは後追いしづらい俳優であまり面白いとは思えない。妙にネガティブな雰囲気があり、クルーゾーと同系統と思われるキャラの「ムッシュー・ユロ」や「ドレビン警部」と比べて、知性も笑いも足りない。
ヒロインが魅力的なのが唯一の救い。エルケ・ソマーのおキャンで程よい色気は退屈しそうな映画をギリギリ救っていると思う。今回もキャストは豪華でジョニー・サンダースがセルフパロディー的に出演しているが、活かせているかは微妙。
ストーリーとしていろいろ仕掛けはあるのに、特に面白くはないのでどうでもよくなる。実際にオチは「全員爆死」なので、本当にどうでもいい。
60sの雰囲気とキャストで楽しむ映画。まぁ、それもブランドではあると思う。
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