「カポーティ」で誰が「冷血」なのだろうかってなったけど
どう考えてもカポーティでした
ティファニーも冷血も幅が広い作家なのかな?と思ったら
冷めた目で世間を見つめてるって一貫してたんだな
どこかで人を見下してたり
小説のネタでしか思ってないってのが最後の未完の作品で露呈させちゃうのがホントぶれないね
『生きてる時代が奇妙だとフィクションはかすんでしまう』は
カポーティに時代が追いついたようで寂しいような羨ましいような
セレブからは見放されたけど
エルトン、トラボルタ、マイケル、ウォーホルと次世代に囲まれてるの見ると時代を跨ぐ才能もあったんだなって
酒と薬に晩年は殺されちゃったんだな
育ててくれた人の
干からびたジンジャーブレッドクッキーを常に持っていたっていうのはやっぱり根元は変わらないっていうか映画のラストみたいな
「市民ケーン」みたいな締め方だよな
「叶えられた祈り」は是非
アニャテイラージョイで映画化して欲しいですな