しょうちゃん

キラーソファのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

キラーソファ(2019年製作の映画)
2.0
予測不可能な殺人ソファを描いたニュージーランド発のホラー。

フランチェスカは事件に巻き込まれ行方不明になった知人のソファを譲り受けることに。
だが、
そのソファは呪われていて、
フランチェスカに恋をしてしまい…。

ホラー映画では、
人形(パペット・マスター)、
トマト(アタック・オブ・ザ・キラー・トマト)、
ドーナツ(アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ)、
タイヤ(ラバー)、
迷路(キラー・メイズ)、
ドローン(DRONE/ドローン)、
羊(ブラックシープ)、
コンドーム(キラーコンドーム)など、
人間以外で様々な物が襲ってくる作品がある中、
本作で襲ってくるのは“リクライニングソファ”である。
ソファの造形は、
丸いお目目が可愛らしく、
ふわふわして座り心地がよさそう。
いざ座ると官能的なシーンに。
ソファが襲ってくるという自体がふざけているのに、
シリアスな内容で、
悪ふざけなしで真面目に撮られているのが驚きである。
ソファがどうやって人を襲うのが一番気になっていたが、
スプリングを伸ばして刺したり、
アイロンで殴ったりとても地味。
ジャケみたいに人を噛みついたりしません。
残虐描写は皆無。
フランチェスカとソファの対決で、
フランチェスカがソファにガソリンをかけて、
火をつけようとすると、
ソファが息をかけて火を何回も消すシーンは、
馬鹿馬鹿しくてフランチェスカにイラッとする。
見所はソファの可愛さだけ。
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