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シラノ・ド・ベルジュラックのcamusonのレビュー・感想・評価

3.5
フランスの時代劇。
17世紀に実在した人物を主役に据えた戯曲があり、
それを映画化したもの。

剣の腕があり、弁が立ち、文才もある主人公の唯一の悩みは、
鼻が大きく醜いことで、生涯、恋愛はできぬものとあきらめている。

そんな主人公が、思いを寄せている女性に、ある日呼び出されて、
ドキドキして行ってみたところ、
私は美男子の○○君が好きなので応援してネ♡的な告白をされてしまう。

その後、べしゃりと手紙は全く苦手な美男子君のゴーストライターになって、
二人の恋愛劇をサポートしていくというお話です。

序盤から主人公があまりにスーパーマン過ぎて、
ゴーストライターに収まるようなタマではないはずなのですが、
結局、収まっていくので、結構な尻すぼみ感があります。

戦闘シーンなど時代劇としてのしつらえはよくできているのですけどね。
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