フランスの時代劇。
17世紀に実在した人物を主役に据えた戯曲があり、
それを映画化したもの。
剣の腕があり、弁が立ち、文才もある主人公の唯一の悩みは、
鼻が大きく醜いことで、生涯、恋愛はできぬものとあきらめている。
そんな主人公が、思いを寄せている女性に、ある日呼び出されて、
ドキドキして行ってみたところ、
私は美男子の○○君が好きなので応援してネ♡的な告白をされてしまう。
その後、べしゃりと手紙は全く苦手な美男子君のゴーストライターになって、
二人の恋愛劇をサポートしていくというお話です。
序盤から主人公があまりにスーパーマン過ぎて、
ゴーストライターに収まるようなタマではないはずなのですが、
結局、収まっていくので、結構な尻すぼみ感があります。
戦闘シーンなど時代劇としてのしつらえはよくできているのですけどね。