マーボー

ブレイブ 群青戦記のマーボーのレビュー・感想・評価

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)
4.0
「高校生が織田軍と戦う~?どうせおバカ映画の類いだろw」と思い現役高校生ギリギリの3月30日に鑑賞

思った以上にシリアスでスプラッター要素が多かった。
もちろん織田軍との戦い自体は爆弾野球ボールとかそう言ったのもあるんだけど、割と理責め。弓道もちゃんと20m以下の交戦距離で使ってたのはよかった(一般的な弓道の競技は28mの近的射場で行うし、だいたい自分よりちょっと低い位置の的を狙うので対人的中距離なんてせいぜい10mぐらい)

そしてそれ以上にネタ要素が多かった。
これは良い意味ね。
たぶんアクションの都合とかなんだろうけど特撮経験者が多くて、ちょっとしたスーパーヒーロー大戦並み。
それに加えて爆弾野球ボールとか爆弾ラグビーボールとかはさながらゴレンジャーストーム。
渡邊圭祐氏が
•あの独特な喋り方
•信長関係
•時間改編が目的
•最終決戦で槍を使う
とまんまジオウのウォズなのに、役名がまさかの「不破」。ただの偶然だろうけど、キャスティングが繋げた感じがする。
さらに部活が活発な超人高校生はキルラキルっぽいし、バック・トゥ・ザ・フューチャーネタもある。
ここらへん無理矢理結びつけるのはオタクの悪い癖なんで聞き流しておk。


ネタ抜きにしてもアクションは楽しいし、スプラッター要素も多い、
モブの雑兵の汚らしさも戦国時代っぽいし、ちょっとゾンビっぽい感じもする。

歴史に残る名作って程ではないにしても今のところ2021年邦画トップ10にはいるんじゃないかってぐらい面白かった作品でした。
グロ耐性ある方にはオススメ
グロが苦手でも序盤の20分耐えればあとは少ないので。

あと、出血シーン、血糊を噴射するんじゃなくてVFXでエフェクト足してるところが多かったね。
おかげでグロさは落ち着いてる。