MACCHO

ブレイブ 群青戦記のMACCHOのネタバレレビュー・内容・結末

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

事前に読んだ荒唐無稽なあらすじと、冒頭の不破瑠衣がたいむすりする映像からB級感が強いかと思ったが、そんな不安はすぐに吹き飛ぶ。

序盤からぐいぐい戦闘が始まり、それがまた想像以上にグロい。

高校生ならではの仲間同士を想う気持ちが終始溢れていて、それをベースにした命を懸けた戦いに泣かされる時間帯も多かった。

そう本気になることもなくどここ浮世離れした西野蒼が、瀬野遙や松本考太や徳川家康の言葉を機に、自分を信じるようになっていく姿も見所。
自分を信じることで生き方も人生も変わっていくというメッセージ性を感じた。

思った以上に亡くなっていく生徒が多く、惨さもとても感じる。ここまで殺さなくても良いんじゃないかと思う程。
ただ、それが現実離れした設定に反して、本気で作品と向き合える要素の1つになっているかもしれない。

それぞれ所属する部活の技能を活かして戦うというのも、見ていて斬新だった。
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