父が「この映画は面白い！」と激推ししてきたので視聴。高校生が戦国時代にタイムスリップするという斬新な内容。現代トップアスリートたちを武士と戦わせたらどうなるのか、という新たな試みであり、アクションシーンがほとんどだった。
中には、タイムスリップするということで、バックトゥーザフューチャーをオマージュした内容も含んでいたり、歴史上の人物の細かい設定なども描かれていて、作者の映画や歴史に対する好意が伺えて楽しかった。
個人的には、もう少し生徒たちの背景を描いて欲しかった。その背景に似合わず、主要キャラがバタバタ倒れていくのでドラマチックな展開も感動できなかった。しかし、戦国時代を生きた人々は哀しむいとまもないほど戦に没頭していたのかも知れない。そう考えると、一般人がこの世界に迷い込んだとしても、仲間が次々と死んでいく理由が分かる気もする。
最後のヒロインが教室で泣いているシーンがすごく笑えてしまった。失敬。
