このレビューはネタバレを含みます
人気コミックの実写映画化。
「常勝」を義務付けられているスポーツ強豪校 "星徳学院高等学校"の中庭に鎮座する巨大霊石に落雷が。
その余波で桶狭間の戦いが始まる戦国時代へとタイムスリップしてしまう生徒たち。
設定としては新鮮だったが、そこがピークであとは困惑する一方だった。
未来からきたというアドバンテージをほぼ活用出来ず、救出出来た人質以上に夥しい犠牲者数を出し、西野の煮え切らなさは主人公の名が廃るレベル。
不破の行いを上書きし過去を補填するために徳川家康に成り代わる西野、果たして上手く行くのか。
生徒たちは落雷前のような生活に戻れるのか。
大真面目に意見するほどの歴史モノではないだろうが、歴史や先人にたいしてあまりにも傲慢だと感じた。