吉田ジャスティスカツヲ

フード・ラック!食運の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)
4.3
※ この日に私が劇場鑑賞した環境として、食べ物の類が禁止されたルールの中、エンドロールが終わって明るくなる直前に【近くに居たお姉さんのお腹が大爆音で鳴り響き、マッハで退場して行った】ことをお知らせします。


寺門ジモンの初監督作品という恐いもの観たさな気持ちでしたが【肉をこよなく愛する彼のこだわりと肉愛がぎっしり詰め込まれた快作プレゼン映画】でしたよ😳

あることで心を閉ざした青年の人生リスタートという物語に家族愛やさまざまな人生模様をきちんと盛り込み(意外ったら失礼ですが)丁寧な仕事ぶり。
ただし主人公は食運持ちという特技というよりも【全ての食に敬意を払う面がずば抜けて凄い】食育をされていたわけだけどね。
随所で語られる肉好きらしいウンチクも大変面白く、「ほほーっ」という感じ。

登場する全ての料理が実に美味しそうだし、ヒロイン役の【土屋太鳳ちゃんがモリモリと食べるので素晴らしい多幸感😊】に包まれます。
何よりも、ただ単純に肉🥩が網にかけられて色が変わっていく様を大画面で延々と観ていて、それで何故か飽きないこと🥓に映画として不思議さを感じます。


BGMを使い過ぎて煩わしいことや、主人公の心のブレが面倒くさいことがマイナス点ですが初監督作品としてなら目を瞑れます🤔

EXILE NAOTOと土屋太鳳の2人で【美味しんぼ2021とか作ってくださったら、是非観てみたいですし】監督を含め、今後にも期待ですね👍