GOODNIGHT

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女のGOODNIGHTのレビュー・感想・評価

4.0
めちゃくちゃ良かった!
パク・ソダムが超タイプで好き。
この薄い顔がたまんなく好き。
髪色もめちゃカワだった。

お話は、よくある運び屋モノ。
トランスポーターが一番近かったかなあ。
音楽もめちゃよい。

最初はドライに男の子を見捨てようとするが、情に厚いドナちゃんは助けに戻る…
ボロボロになりながらも闘う健気なお姉ちゃん。
クライマックスのアクションシーンは迫力満点。
強い主人公がバッタバタ倒すのではなく、満身創痍になりながらもかろうじて勝つって感じが良かった。

ソダムちゃんの次の映画が楽しみです。

2/6追記
この映画は、映画として完成度が高い。
それは起承転結が極めてわかりやすく構成されていて退屈な邦画はこの映画をパクるだけでエンタメとして成功すると思う。

まず、「起」ではウナちゃんが如何に凄腕のドライバーなのかをスリリングに音楽と映像で表現してたところ。特に良かったのらウナちゃんは終始無言。セリフで説明せずにクルマのアクションで説明する。これは映画としてもっとも大事な表現で、セオリーにすべきことだ。百聞は一見に如かずである。あとはウナちゃんがギリギリで、相手を避ける感じがいい味だった。

そして、生活感を手短にテキパキと場面が切り替わって1人暮らしで猫が好き。変なおっさんとちょっとヤバい仕事をしてるってところをやっぱり説明じゃなくて映像でサラっと見せるのが上手いなあと思った。

次に、「承」だが邦画が苦手なのがこのパートで邦画はずっーと主人公を写し続けるからストーリーが単調になる。
ここで思い切ってウナちゃんを映さずに、物語のキーパーソン達をダダダっと見せてストーリーを起爆させるわけ。

そして「転」で、主人公であるウナちゃんが「承」で起爆したストーリーに繋がる。「起」と「承」といいそれぞれの点が線になるパートである。
ウナちゃんは、不利に状況を理解しつつも男の子に同情しちゃうわけ。お姉ちゃんはキュンとしちゃってボクをほっとけない…
でも、ここもすごくいいパートだった。やっぱり不利で追い詰められるがクルマでのアクションならウナちゃんが一枚上手。
でもこれがやっぱり"一枚"上手でウナちゃん血まみれで辛勝。最後は気絶しちゃうってなかなか斬新だった。そこをボクが頑張って助けるってお姉ちゃん、またきゅんってしちゃうじゃん。

最後に「結」でクライマックスだ。ちょっとだけ惜しかったのはクルマでの死闘じゃなかったところかな。まあ文字通り死闘でドライバーからショットガンまでありとあらゆるものでガンガンアクションします。

このように、凝ったストーリーも面白いが本作のようにオーソドックスもとい基本を押さえた上でパクソドムの可愛らしいさやかっこよさを引き出すことは可能というより効果的で感動できるんだね。

邦画は、起承転結のバランスがわるい!
もうこの映画の構成をパクれ!
GOODNIGHT

GOODNIGHT