しゃりあ

星の子のしゃりあのレビュー・感想・評価

星の子(2020年製作の映画)
3.8
なんか何書こうか迷っていたら、いつのまにか間が空いてなに考えてたか忘れてしまったので書き散らして投稿
そのうちちゃんと書きなおそう〜

珍しく原作既読 原作が好きなのだけど、かなり行間に情報量があり、かつ丁寧な描写だったので、映像化でどのような作品になるのか気になっていた

映画では削られている部分がいくつかと、追加されたセリフがある
ひとつひとつは他の人のレビューにも書かれているので割愛するが、気になった箇所もいくつかあった

概観すれば、かなり整理された映画になっていた
原作は時系列に沿ってモノローグ調で描かれているが、映画でずっとモノローグをやるとかなりくどくなるし、追ってやるわけにもいかないんだろうと思う
日記を写すことによって序盤のシークエンスを飛ばしていたわけだが、飛ばしが過ぎて、「両親が奔走していた」くだりがかなりカットされているように思えてならなかった

なにより、分かりやすくするために、恣意性が生まれている気がする
すでに姉が疾走している件で、革ジャンを見つめ、肩越しに家の外にいる両親を見つめるシーンでは、すでに両親と子の間に隔絶が生まれつつあることを"はっきりと明示して"しまう


ラストのまーちゃん しょうこさんのセリフ
"寛解"のための映画

保健室
恣意的
百合
順番について
見つめるシーン革ジャン
のこりもの
オミットされた部分
新興宗教との距離の取り方→遠い
芦田愛菜かわいい
宗教母体のイメージ
メガネ→ブサイクに見える→奇異に見える
芦田愛菜の言葉は個人間の話で、宗教問題とは少し位相が異なる
これは宗教ではなく家族の話であり、また奇異に見える人の話