このレビューはネタバレを含みます
中学校の友達素晴らしい人間だと思った。
なかなか宗教をおかしいと思いながらも、友達の信念は受け入れるなんて出来ないと思う。
芦田愛菜ちゃんの表情がなんともいえなくて、この子はどう思ってるんだろう、これからどうするんだろう、と見入ってしまう。
生まれた時からそういう環境下にいたら、おかしいことに気付けないのは、宗教以外のことにも言えることだと思った。(両親の関係性とか、過保護とか)
客観視できる人が周りにいる必要はあるのだなと感じた。
ただ、この映画では、登場人物個人の意見は出てくるが、映画全体としてこの宗教を否定しているわけではないところも面白いと思った。
自分がちぃちゃんだったら、お母さんだったら、先生だったら、友達だったら、どうするだろうか。
エンディングが本当に考えさせられる。