土萠めざめ

星の子の土萠めざめのネタバレレビュー・内容・結末

星の子(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

芦田愛菜ちゃんの作品が観たかったのと宗教について描いてるとのことで興味がわき鑑賞。結構好きなタイプの映画だった。過去と現在が交錯するような描き方で、主人公と一緒に昔を思い出して心が揺れる体験をした気分。
傍から見てると宗教二世のちーちゃんは可哀想でなんとか救ってあげたいと思うけど、本人にとっては父母は大好きな家族で、生まれてきてからずーっとその環境で当たり前のように宗教の文化を受け入れて育ったのだから、助けてほしいなんて思わないんだろうなと。虐待の構図に似てるなと思った。
ちーちゃんは自分の信じてきた世界を心の何処かで疑いながらも、やっぱり受け入れて信じる道を選んだのかな。
憧れの先生から怒鳴りつけられるシーンは観ていて辛かった。友達の彼氏のおちゃらけた感じが中学生って感じでいい味出してた。芦田愛菜ちゃんは本当に可愛いし演技がうまいなぁ。
途中アニメ映像になるとこは映画としては反則では?と思ってしまった。