きょうこ

星の子のきょうこのネタバレレビュー・内容・結末

星の子(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

先生が好きな段階で、自分の両親を不審者と言われたり、2人でドライブいった疑惑をかけられた時あからさまに嫌な顔したり。
そんで極付は、みんなの前で恥ずかしめられて。そりゃ落書きしてることは褒められたことじゃないけど、宗教のこという必要あるか??って胸がギュッとなった。
なおさら、自分は他に迷惑をかけないって自負があったから、好きだった人にそう言われるのはしんどかったろうなぁ。

最後のシーン、両親だけが流れ星が見えて、ちはるには見えない。
ちはるにだけ見えた時、お父さんがくしゃみをして、ちはるが「風邪ひくよ」と言った時、頭に水かける怪しい儀式じゃなくお母さんがティッシュをあげてた。ごく一般的にいう“普通”のことが、ちはるには願いだったのかもなあ。とか思ったりした。
お父さんが流れ星みえて
お母さんが流れ星みえて
2人が見えて(ちはるが健康になる願い)
ちひろだけが見えて(“普通”をのぞみ始めた?)

でもお父さんが言うように、みんなで見ないといけないものなんだよな。幸せの形や信じるものは色々あっていいと思うけど、家族の気持ちがバラバラだったら意味がないんだよなあ。