ゆうさく

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事のゆうさくのレビュー・感想・評価

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監督が映画について語ったシーン、

「音と映像では映画とは言えず、お客さんが心の中で作り上げてくれるモノが映画の正体」。


広島に住む戦時中に生きた人たちの子や孫世代の人が作品を見て、「お父さんはこんな感じのところに住んでたんだ」「そこで遊んでる夢を見た」と聞いて、監督が涙を流す。
作り手が作って良かったと本当に思えている、作り手冥利に尽きると感じている瞬間。

戦時中の「空気」までもが今の人に伝わって現代の人の心の中に残る。ほんまにかっこええ仕事やなぁ
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