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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事のhamonicanのレビュー・感想・評価

4.0
(さらにいくつもの)とあわせて観賞。
映画で見えているものは氷山の一角だと思わされた。
まず監督ってこんなに足を動かすものなのか…!という驚き、監督のこだわりに「神は細部に宿る」とはまさにこのことだと思った
フィールドワークや調査に基づいて緻密に作られた作品だったのだと思うともう一度本編を見たくなってしまうし、何度も劇場に足を運ぶ人が多いのも頷ける。
戦争、広島、ひいては自分の地元の歴史もちゃんと知らないし知りたいと思った。学生新聞のインタビューの子が次世代へ戦争を語り継ぐことの難しさについて話していてとても共感できたし、一方で自分はそのような責任からはなから逃げているような気がした。もっと知らなければいけないと思う。

72時間の男や水口マネージャー(自称)など監督の周りいる方々も相当な熱量の方々ばかりで、やっぱり類は友を呼ぶんだな、とも感じました。
次作の清少納言も楽しみで仕方ない~絶対見ます!
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