【『さらにいくつもの片隅に』で感動した人は是非!】
ちっぽけな我が映画史ながら、個人的に邦画No.1じゃないかと感動した『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作過程を追ったドキュメンタリー。
贔屓目も大いにあるが最後まで楽しめて観れた。
監督の偏執的レベルの追求心もさることながら、奥さんをはじめ、それをのんびりとサラッと受け入れてしまう周りの女性陣。
映画の本編に通じるものを感じた。
映画鑑賞後のサイン会などで、各々の経験を語る市井の人たち。
普段、声高には主張することはないものの、そんな片隅の人たちに寄り添う映画なんだなって改めて痛感した。
被爆した母親とすずさんを重ね合わせる推敲や、橋の上から街を見つめるシーンなど、目からウロコの話も多かった。
リンさんの形見を見つけるところは。。。
やっぱり号泣してしまった笑。
恥ずかしながら原作未読なので、ちゃんと読み返さなきゃと改めて思った。
映画も見直したいなー。
未だにロングラン上映されているのも納得。