CORO3

2020 世界終焉の日のCORO3のレビュー・感想・評価

2020 世界終焉の日(2019年製作の映画)
3.0
DVDで鑑賞。
今年のナンバリングタイトル消費祭りで。
さて、タイトル的にはドイヒーそうな作品だが、その中身は?

冒頭はチープな昔のヒーロードラマ「カレイドスコープマン」の映像を観ている幼い兄弟の映像から。

主人公は、医師のトム。娘をなくしていたが、妻が妊娠したと喜ぶ。
娘の墓標の前で、妻の妊娠の報告をしていると、突然眼下の街が爆発して、自分も吹き飛ぶ!
と思ったら、現実に戻ってくる。夢だったのか。
でも、同時に教師の妻、そのクラスにいた生徒も似たような映像を見る。
これがニュースを見ると世界中で多数の人が見ていたと。

トムは精神的な病気を治療する施設を運営していたが、その患者の数人と空から現れたUFOの攻撃に会い、さらわれる!エイリアンの侵略モノだったか。

でもちょっと様子が違ってる。
攻撃というより、捕獲。トラクタービーム(By ギャラガ)だった。
捕まった3人の患者とトムは、4人同時に過去の自分のトラウマに関係する出来事を共有する。
気づくと宇宙船の中。トムは脱出を試みる。

一方地上に残された人々には、巨大な宇宙船から大量にわらわらと出現する小型UFOの襲来に恐怖する。
トラクタービームとは知らずに攻撃されたと思っているので逃げまどうし、軍は攻撃して小型UFOを落とす。

結局、人類自身の核攻撃により破滅する地球がテーマだった。
宇宙人(全く出てこないけど)は、人類を救うためにやってきたのだった。

トムは宇宙船に映し出された地上の様子をみて、自分の姿を地球に巨大なホログラムとして写しだしてもらい、彼らが無害であり、核による地球崩壊から救いにきているので隠れずに出てきて捕獲されよと訴える。

トムの携帯、宇宙なのになぜかつながるw妻につながった。妻もトムの演説を聞いてはいたが、小型UFOは近くにいない。
近づく爆風に悲しむトムなのであった…

ラストカットで何とかトムの妻も回収されており、この手の映画では結構ハッピーな終わり方だった。

うん。普通に観れた。良作とはいえないが、佳作かな。CGもアサイラムクオリティに近い方だしw
ただ、来年内容を覚えているかは、怪しいww

2020-032
CORO3

CORO3