まよ

ジョゼと虎と魚たちのまよのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)
4.7
映像が綺麗で、海の描写も魚たちもキラキラしてて、明るい素敵な雰囲気なんだけど、だからこそ夢を必死に追うからこその挫折の辛さ、希望を持つことの辛さが引き立たされていて中盤のしんどさがすごい

管理人とジョゼが外の世界に踏み出す度に仲良くなって関係を築いていく所が大阪の観光地やショッピングセンターとかがいっぱい出てきて大阪民としてはテンションが上がりました。

ずっと冒険を支えてくれ、いつだってやってみようと背中を押してくれて、更におばあちゃんが亡くなり福祉課の人に心無い言葉を掛けられ何もかも諦めてもう届かないものに手を伸ばしたくないって自暴自棄になったジョゼへの
「好きなら諦めんなよ」
って言葉がその後ジョゼの勇気になるのも
管理人が誰よりも諦めない心を持っていたからで、その管理人の心が弱っている時に貰った勇気を使い管理人に心の翼を思い出させる二人の関係が素敵すぎて、こんな深く関われるのは唯一無二すぎて、あの絆の中には入れないって心で理解して、最後のひと押しをする舞ちゃんは本当にいい女だった

あと見取り図さん最高だった
まよ

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