ロシア産骨太SF作品……まであと一歩といった印象を持った作品。
突如大停電に見舞われた世界。停電地域とは音信不通になり、生存サークルに生きる人々の生活は荒廃していた。
ロシア特殊部隊スペツナズのメンバーたちは謎の解明のため任務に就く。
2時間半ある大作。激しい銃撃戦。壮大な設定と面白い要素は多々あって、実際面白い。
しかしやや難解なラストはどう解釈したらいいのかいまいち掴めず、解説が欲しい。
登場人物の人数の割に掘り下げに尺が使えなかったのか終盤まであまり誰が誰かを把握できなかったのも悔しいポイント。
何度か挑戦するには長い作品だが、いずれ再挑戦してみたい。
監督は魔探偵ゴーゴリのシリーズの人だったと知ってなんとなく納得。