ShinMakita

ワールドエンドのShinMakitaのレビュー・感想・評価

ワールドエンド(2019年製作の映画)
1.1


ある日、全世界が宇宙からの電磁波攻撃を受け停電に陥った。しかしモスクワ周辺だけは何故かその被害を免れる。ロシア軍は直ちに停電地域に偵察部隊を派遣。その報告によると、停電地域には死体が転がり、生存者が銃で反撃してくるらしい。やがて派遣部隊が各地で消息を絶ち、大停電の24日目には、軍には小規模な前哨基地1つしか残らなくなっていた。しかもその基地も、突如襲ってきた熊の大軍に蹂躙され大損害を出してしまう。軍は停電地域を「孤立地帯」と呼び、最後の偵察を試みる。その偵察隊に組み込まれたスペツナズの中に、実家が裕福ながらも父に嫌われたことがトラウマになっているオレグと、前職がタクシー運転手だったユーラがいた。彼らが孤立地帯に入っていくと、武装した住民たちが死を恐れず特攻攻撃を仕掛けてきたため大激戦となってしまう。その頃、基地を指揮する中佐の前に「イド」と名乗るエイリアンが姿を現した。イドは世界に起きたこの不可解な事態の真相を語り出すが…



「ワールドエンド」。ロシア映画です。

以下、ネタバレエンド。

➖➖➖

エイリアンの地球侵略モノなのに、エイリアンが2人しか出てきません。そのワケは…


いれいろ複雑なので割愛(笑)。


以前「フィフス・ウェイブ」って映画を観た時に「そんなまどろっこしい侵略あるかい!」とツッコミ入れましたが、本作も同様。第1波が停電、第2波が生物の混乱(熊さん総進撃)、第3波が奴隷の覚醒という流れ。奴隷というのが、孤立地帯の生存者たちで、宇宙人「ラー」に操られてロシア軍を壊滅させようとするわけです。従って、この「ラー」を倒せば戦闘が終わるぞ!とばかりに最後の戦いが展開するわけね。

実にまどろっこしい…


結局イドが何をしたかったの?とか、センサーってなんだよ?とか、解らない点多数。衛生兵アリョーナの役割もよく理解できないし、俺がバカなのか字幕がダメなのか、そもそも脚本がヘボなのか、結論出ません。迫力の戦争アクションを楽しむだけなら良いかもしれないけど、尺が長過ぎだし、かなり疲れた一本でした。
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