ちろる

クリスマスが教えてくれたことのちろるのレビュー・感想・評価

3.5
人気DJとして順風満帆だった主人公だったが、クリスマス直前に会社の企業買収でクビになってしまう。
4人の子供をシングルで育てたが、忙しいのを言い訳にして金で解決してしまったツケがこんな時に突然押し寄せた。
無一文になりそうなのに、そんな父に寄り添うどころか、思い通りのプレゼントを貰えないことに文句ブーブー。
育て方間違えたと、後悔しても後の祭り。
貧しい現状受け入れてもらいつつも父親としての威厳をもう一度取り戻すために奮闘するには仕事で一から再起を目指すしかないわけで・・・

クリスマスまで数日で、幸せにたどり着ける予感は全然しないのに、突然トントン拍子に物事がうまくいく感じ、ご都合主義?な感じは否めないけれど、4人の子供たちが子供らしい笑顔を取り戻せてよかった。
本当に大切なもの、それはプレゼントの高価さじゃなくて、家族。
思春期真っ只中の長男が、新しい家族を受け入れる準備ができてよかった。
ちろる

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