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名探偵コナン 緋色の弾丸のMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ                                        舞台は世界最大のスポーツの祭典WGSが開催される。それを機に日本の技術を総動員した最高時速1000キロメートルを誇る世界初の『真空超電導リニア』が新名古屋駅と東京駅に新設される芝浜駅間に開通されることが発表された。世界が注目し、各国のスポンサーが日本に来る。しかし、突然スポンサーが誘拐される事件が起きてしまう。その事件に監視する赤井秀一とFBI。  彼らには15年前のボストンで起きたWSG誘拐殺人事件との関わりが深いと判明する。これは、偶然なのか?赤井ファミリーとコナンが事件を解決する。

感想                                   うーん、過去のコナン映画は古くなれば古くなるほど大好きになるのですが、最近のコナン映画は子供やオタクの層に集中しすぎて、事件よりもアクションに力を入れており、少し残念です。                 何故自分がこの作品が微妙だと考えたのか、理由は2つあります。

①パワーに全特化しすぎて、事件解決が力ずくで叩きのめしている。       
今回の主人公はコナン君ではなくて、羽田秀吉です。理由としては、今回コナン君は赤井ファミリーの影のような存在です。
例えると、コナン君がスポットライトを赤井ファミリーに当てて、
『今回の主役は僕じゃないよ!!』と訴えているようでした。

多分今のコナン映画は、コナンの周りの人にスポットライトを当てるループしていて、テレビの方は、コナン君が頑張っているし、事件の内容も解決の仕方も面白いから見てね!!という方策を取っていると考えます。だから、コナン映画でコナンの周りの人にスポットライトを当てない映画は、面白いということだと考えます。(11人目のストライカー以外で)

話を戻します。なぜ今回の主人公は羽田秀吉なのか?それは、一つ。               きちんと論理立てて、仮説を検証させる、天才肌であり、警察よりも群抜いていて犯人を捕まえる存在でした。多分、秀吉がいなかったら、もっと犯人を捕まえるのが遅れたり、最悪逃げられたと考えます。他の赤井ファミリーはどうなのか?赤井秀一は想像してたよりも、あんまり活躍していませんでした。一発の銃弾撃った記憶しかありません。メアリーと世良さんは頑張ってたけど、秀一とバトっている記憶しかないです。でも、世良さんは今回コナンの正体が分かったのか?という描写が気になりました。結構深いところまで来ているなと考えます。                        それで、今回の犯人は全然パッとしません。犯行の動機は納得しやすかったのですが、ビジュアルがカッコよくないし、強そうには見えないんですよね。

でも、『今の犯人像はパッとしない人が多いよ!』という意見があります。でもね、これはコナンだぜ!!壮大な犯人と考えで成り立つと感じます、コナン作品は。だから、パッとしないキャラは当てはまらないんですよね。

②名探偵コナンの内容を知らずに見てしまうと、意味が分からない現象が起きてしまっ。                                  コナン映画は、コナン知らない人でも理解はできます。でもね、最近のコナンは周りの人がイケメンになり、推しが分散化して、それぞれのエピソードを知らなければ、分からなくなってきたなとこの作品で改めて感じました。今年の『名探偵コナン/ハロウィンの花嫁』も安室さんがメインになります。でもね、安室さんだけ知っているでは、多分分からないと思います。安室さんの警察学校編や揺れる警視庁編や安室君と赤井さんの因縁や何で彼は3つの顔を持っているのかを予備知識がないと本当に分からなくなるなと感じますね。だから今後のコナン映画は予備知識を植えていかないと、理解できないと思います。このことで、原作ファンや推しが活躍を見えるファンは嬉しいのですが、新参さんや映画しか見ない人には少し難しいかもしれません。これは自分の意見は、家族で見るコナンではなく、推しを見るためにコナン映画を見るに移り変わると考えます。
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