タナカ商店

セイント・モード/狂信のタナカ商店のレビュー・感想・評価

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)
3.2
看護師のモードは住み込みで看護をすることになった。
元ダンサーの患者アマンダは末期がんで余命もわずかだ。
アマンダをどうにか救ってあげようと奮闘するも、それがやがて恐ろしいことになっていく…


神からのお告げが聞こえてしまう主人公の暴走が描かれる。
信仰心もここまで来ると手に負えない…
宗教に振り回されてしまった人の悲劇でもあるかな?

救済するつもりがどんどん歪んでいき、自分の思い通りに支配することが目的になっちゃう。
アマンダからしたら余計なお世話でしかないんだよね。

神が与えた試練(?)だか何だか知らんけど絶対に巻き込まれたくないわ…
主人公は過去にトラウマがあったことが描写されてるので精神的にだいぶ参ってるんだろうなと思う。
もはや妄想に取り憑かれてるようにしか見えない。
強すぎる信仰心が辿り着いたラストも衝撃!


宗教に限った話ではなく、何かに依存すると周りが見えなくなることってあるから怖いねぇ…
自分も深刻な映画依存だから気を付けなくちゃ…(;´・ω・)
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