コントラ KONTORAのkurageのレビュー・感想・評価

主人公の祖父は、特攻隊の生き残りなのだろうか。
第二次世界大戦の記憶を現代に伝える、目線の角度が新しい。

ちょっと長いけど、面白かった。インド人監督がこれを撮ったことに驚く。里山が舞台である必然性を感じられるし、モノクロで表現された撮影も美しい。
残念だったのは車のナンバー。
主人公が東京に行くと言った直後だったのでなおさら目立ってしまった......。

後ろ向きに歩き、左手で食べる男は、思い残しのメタファー？
この方の細やかな演技に目を惹きつけられました。

ラストショット、かっこいいです。