このレビューはネタバレを含みます
原作未読
でも物語はスムーズに頭に入ってくるし、壮大なファンタジー映画にしては掴みやすくて最後まで見ることができた。
ただ全体的にちょっとだべっとしてるというか、緩急がなさすぎてつまらないというのは正直な感想。
例えば火馬の里に至る道中、何も起こらないのにその尺は必要だった?ホッサルの従者なんて秒で里まで辿りついてた気がするけど…。
それにクライマックスでオオカミがツオルの軍を襲うところ。あの後なんでわざわざ誰もいない山道までヴァンとユナを移動して、犬の王になったの??あそこクライマックスだよね??盛り上がらなすぎない??
というきもちです。謎に尺を使うぐらいならキャラの掘り下げしていただいた方がもう少しキャラのことを好きになれたかなって思う。キャラデザとか性格はとても良いのに勿体無い。
あとはまあジブリ感溢れてるところとかは、しょうがないのかなって思うぐらい。