百合ちゃん

ミス・アメリカーナの百合ちゃんのレビュー・感想・評価

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)
3.6
テイラースウィフト。
中3で初めて知り、高校入学時にはじめて手にしたiPhoneで、MVをたくさん観たっけ。1Dとか海外ティーン音楽にハマってたわたしにとって、彼女は憧れだった。だいすきだった。

でもそのうち、
彼氏をとっかえひっかえ、
そもそもラブソングだらけだし、
カントリーからポップになって、
なんかいやだなあと思い、
離れてしまった。

「いい子」。
彼女の信条は「人からいい人だと思われること」だった。人からの評判を基準にしていたからこそ、彼女を囃し立てたピープルが刺に変わった時、彼女はズタボロになってしまった。

このドキュメンタリーは、
他人の目を気にして意見をいわない「いい子」だった彼女が、傷つき、大切にしたいものを再確認し、それを作品として浄化することで、意見をはっきりいえる立派な女性に成長する物語だと思う。

久しぶりに、彼女の音楽きいてみよう。