moeri

プラド美術館 驚異のコレクションのmoeriのレビュー・感想・評価

3.4
大分薄くなった学生時代の知識では、理解が追い付かないところもあったけれど…。
オープニングから詩的な言葉回しに痺れる。

王族や為政者たちを描きながら、画家たちは何を思っていたのだろう。
生きる糧であり、己を表現するものであり、高みを目指すもの。
崇高な魂と、生々しいビジネスと。

1枚の絵をじっくり解説するのではなく、ヒントを与えてくれるような言葉の数々。

この映画を観てからプラド美術館に行くと、きっとあの空間を何倍にも楽しめると思う。
いつかまた行きたいから、円盤か、放送してほしい。
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